どど‐いつ【都々逸・都々一】 流行俗謡の一。 雅言を用いず、主に男女相愛の情を口語をもって作り、 ふつう七・七・七・五の4句を重ねる。 天保・嘉永年間（1830-1854）に都々逸坊扇歌が節回しを完成し、 しゃれた歌詞を即興で作って唄い流行した。 どどいつぼう‐せんか【都々逸坊扇歌】 (1796?-1852) 俗曲都々逸の完成者。常陸の人。幼時に失明。美声の持ち主。 江戸に出て船遊亭扇橋に師事。 寄席の客に謎の題を出させ、その解を即興で都々逸節の歌詞に作り、 独特の節回しで唄って名声を博した。 後年、風刺詠みで幕府に睨まれ江戸を追放されたのち生国に帰住。 「ざんぎり頭を叩いてみれば 文明開花の音がする」という成句は 多くの方が聞き覚えておられるかと存じます。 最近では「三千世界の鴉を殺し〜」など、 都々逸はそれとは知られずとも、些少ながら再び巷間に浸透しつつあるようです。 とまあ都々逸の蘊蓄はさて置きまして、要はこいつをお題にとって、 絵なり文なり何なりを思いつくまま創作しましょ、とそれだけの企画にございます。 ジャンル・形式・描く（書く）順問わず、唄の解釈はその儘・深読み・曲解も良し。 色恋語るは男女きりなどと心狭しこた申しません。 惚れた腫れたに境は無粋、手前勝手にご自由に。
お題は都々逸を五十音順に並べた通常の＜読み仮名＆注釈無し＞版と、 それに読み仮名と注釈を加えた＜読み仮名＆注釈有り＞版の二つございますが、 どちらでもお気に召された方をご利用下さい。 ここに挙げました都々逸の著作権はむろん作者にございますが、 著作権の失効は作者が亡くなってから五十年、 ほとんど江戸時代からの古典都々逸・詠み人知らずの唄ですので、 使用に問題は生じないかと存じます。 お題は全てを使われずとも、いくつか抜粋でも結構です。 あとは気随気儘にご利用下されば重畳至極に存じます。 ［ ご注意 ］ ＊破礼句（艶笑句）が含まれるため、15禁くらいかと存じます。 そういった表示・警告は使われる方の裁量でお願い申します。 ＊お題の改変・再配布はお止め下さい。 ＊稀にご質問を頂戴しますので念のため申し上げますが、このお題は、 オリジナル･二次創作、 イラスト･漫画･小説、 男性向け･女性向け、その他向け、 ノーマル･アブノーマル、 年齢制限の有無 など、あらゆるサイトジャンルを問わずご利用いただけます。 ＊一応バナーを作りましたが、リンクは貼るも剥がすもフリーです。 でも貼っていただけたり、ただ「使った」とご連絡下さるだけでも嬉しいです。 そしてもし宜しければ、サイトアドレスをお教えいただけましたら拝見しに参りますので、 ぜひページ下部のご連絡フォームよりご連絡ください。 サイトタイトル：「モノカキさんに都々逸五十五のお題」若しくは「都々逸55」 サイトアドレス：http://dodoitu.nomaki.jp/ バナー：http://dodoitu.nomaki.jp/banner.gif 
姉妹サイト：古典都々逸同盟 
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